【失敗しない】コーンクリームコロッケの揚げ方|破裂を防ぐプロのコツを解説
コーンクリームコロッケが破裂してしまう…そんな悩み、もう卒業!

「おうちでトロトロのコーンクリームコロッケを作ってみたい!」
そんなワクワクした気持ちで挑戦したのに、いざ揚げてみると「破裂して中身が出た」「ベチャっとして形が崩れた」…という苦い経験、ありませんか?
実は、コーンクリームコロッケは“ちょっとしたコツ”を押さえるだけで、驚くほどきれいに、美味しく仕上がります。
この記事では、初心者でも安心して作れるように「破裂しないためのポイント」や「プロの揚げ方のコツ」を丁寧にご紹介。
手作りとは思えない、サクッ&トロ~リな仕上がりを目指しましょう!
コーンクリームコロッケが破裂する原因とは?

なんでいつもコーンクリームコロッケが破裂しちゃうの?油のせい?

実は原因はひとつじゃないんです。中身や衣、温度管理まで全部が関係してくるんですよ!
- 中身が柔らかすぎる・水分が多い:ホワイトソースがゆるいと成形できず、揚げ中に破裂しやすくなります。
- 成形不足・冷却不足:ソースを十分に冷やさないと、形が安定せず、揚げている最中に崩れる原因に。
- 衣がしっかりついていない:衣にムラがあると油が内部に入りやすく、破裂のリスクが高まります。
- 油の温度や揚げ時間のミス:目安温度は170〜180℃。低すぎても高すぎても破裂しやすくなります。
破裂しないための下準備|ベシャメルソースと成形の基本

ソースはいい感じに作れたと思ったのに、揚げたら崩れた…

もしかすると冷やし不足か、成形が甘かったかも。まずは“下準備”をしっかり見直してみましょう!
ベシャメルソースの基本と配合比(小麦粉・牛乳・バター)
- 薄力粉:30g(ふるっておく)
- バター:30g
- 牛乳:300ml(電子レンジなどで人肌程度に温めておく
- バターを弱火で溶かす:焦がさないようにゆっくり加熱します。
- 薄力粉を加えて火から外す:ふるった粉を一気に入れ、火を止めてゴムベラでよく混ぜます。
- ダマをつぶしながら混ぜる:ゴムベラで押しつぶすようにし、なめらかな状態にします。
- 再び火にかけて炒める:弱火で約2分、焦がさないように粉に火を通します。
- 温めた牛乳を少しずつ加える:お玉1杯ずつ加え、その都度よく混ぜながらなじませます。
- とろみが出るまで混ぜる:中火で加熱しながら、ペースト状になるまでゆっくり混ぜます。
- 泡立て器で仕上げる:ダマが残っていたら泡立て器に持ち替えて、なめらかになるまで仕上げます。
- 冷却のコツ:トロトロの中身でも成形できるように、冷蔵庫で2〜3時間または冷凍庫で30〜40分しっかり冷やしましょう。
- 成形のポイント:手のひらで軽く握り、空気を抜きながら俵型または小判型に整えます。
- 衣のつけ方:小麦粉 → 卵 → パン粉の順番を守り、それぞれをすき間なくしっかり密着させましょう。
コーンクリームコロッケの揚げ方|破裂を防ぐプロのコツ

衣つけたのに、揚げたらやっぱり破裂しちゃった…どうして?

その原因、多くは“衣の密着不足”や“油の温度ミス”です。プロの手順でしっかり見直してみましょう!
- 衣のつけ方と順序:小麦粉 → 卵 → パン粉。粉は薄くまぶし、ムラなく丁寧に衣をつけましょう。
- 油の温度とタイミング:170〜175℃を目安に。温度計を使って一定に保つのがコツです。
- 揚げ焼き派へのアドバイス:フライパンの油は1.5cm以上。片面ずつしっかり焼いて、ゆっくり裏返すことで崩れにくくなります。
- トングの使い方:強く握らず、そっと持ち上げて衣を守るように扱いましょう。
専門学校式レシピに学ぶ|プロの基本と技術

本格的なレシピにも挑戦してみたいけど、手順が多そうで不安…

実習では“ベシャメルから炒め具材まで”すべて自分で作ります。丁寧にやれば、家庭でも再現可能ですよ!
🧾 材料(4人分)
■ 基本の具材
- クリームコーン缶:100g
- マッシュルーム:8個
- 玉ねぎ:1/2個
- バター(炒め用):10g
- 卵黄:1個
- パン粉(細かいもの):適量
- 卵(衣用):1個
- 薄力粉(衣用):適量
■ ベシャメルソース
- バター:60g
- 薄力粉:60g
- 牛乳:400ml(電子レンジなどで人肌程度に温めておく)
■ トマトソース(付け合わせ)
- トマトピューレ:100g
- 玉ねぎ(みじん切り):1/4個
- オリーブオイル:15ml
- 塩・こしょう:適量
クリームコーンコロッケ|実習で学んだ作り方&失敗しないポイント
初めて作ったときは「こんな柔らかいの成形できるの?」と不安でいっぱい。でも、冷やし方と炒め方のコツを知ってから、破裂ゼロで成功するようになりました!
具材の準備と炒め方
- 玉ねぎ(1/2個)はみじん切り、マッシュルーム(8個)は薄くスライスします。
- バター(10g)で炒め、塩こしょうを軽く振ります。
- マッシュルームの水分をしっかり飛ばすのがポイントです。中火で焦らず炒めましょう。
ベシャメルソース(ホワイトソース)の作り方
- バター(60g)を弱火で溶かす:焦げないようにじっくり。
- 薄力粉(60g)を加え、火から外して混ぜる:ダマをゴムベラでしっかり潰します。
- 再び火にかけて2分ほど炒める:粉にしっかり火を通すと香ばしさが出ます。
- 温めた牛乳(400ml)をお玉一杯分ずつ加える:鍋底をなぞるようにゴムベラでゆっくり混ぜます。
- とろみがつくまで加熱:ダマが気になる場合も、焦らずゴムベラで全体を混ぜ続ければ自然に滑らかになります。
具材とソースを合わせて冷却
- 炒めた具材にベシャメルソースとクリームコーン(100g)を加えて調味します。
- 卵黄(1個)とバター2gを加えてバターモンテしてしっかり混ぜたら火を止めます。
- 粗熱を取ってから冷蔵庫で2〜3時間、急ぐ場合は冷凍庫で30〜40分冷やします。
成形と衣付けのコツ
- 成形:手のひらで軽く握りながら、空気を抜いて俵型や小判型に整えます。
- 衣付け:小麦粉 → 溶き卵 → パン粉の順に、すき間なく密着させましょう。
- 揚げ:170〜175℃をキープ。私は温度計を使って確実に温度管理しています。
- トングの使い方:強く挟まず、そっと持ち上げて衣を守るように扱います。
トマトソースの作り方(お好みで)
- 玉ねぎ(1/4個)のみじん切りをオリーブオイル(15ml)で炒める。
- トマトピューレ(100g)を加え、塩・こしょうで調味。
- 少し煮詰めて、さっぱりソースの完成。コロッケと相性抜群です!

「市販の冷凍じゃなくて、ちゃんと自分の手で作った味っていいな」って思える瞬間がきっと来ます。ぜひ、挑戦してみてください!
よくある質問(FAQ)
- Q. ベシャメルソースがゆるすぎた時の対処法は?
- A. 薄力粉を少量追加して炒め直すか、冷却時間を長めに取ることで調整できます。
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- Q. 成形中に手につきすぎる場合は?
- A. 手を少し濡らすか、ラップ越しに成形するとスムーズです。
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- Q. 揚げ焼きでも作れますか?
- A. はい。フライパンで1.5cm以上の油を使い、片面ずつしっかり焼けばOKです。
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Q. 冷凍保存できますか?
- A. 成形後に衣をつけてから冷凍し、揚げる前に凍ったまま低温で揚げるのがコツです。
まとめ
- ホワイトソースは焦らず丁寧に加熱・撹拌することが成功のカギ。
- 具材はしっかり水分を飛ばして、ソースとなじませる。
- 冷却は成形のためにとても大事!冷凍活用も◎。
- 揚げる際は衣を丁寧に密着させ、油の温度を保つのがポイント。
お店のような“トロッ”と美味しいコーンクリームコロッケを、ぜひおうちで作ってみてください!
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